看護師を辞めたい理由10選!対策・対処法やおすすめサービスを紹介

「看護師を辞めたい…」「職場へ行くのが辛い」と考えている人はいませんか?看護師は患者の命・健康を左右する職種なので、プレッシャーや責任からくる疲労が大きいものです。

看護師を辞めたい気持ちは甘えではありません。ただし、安易に退職を決めてしまうと後悔する可能性が高まります。

まずは辞めたい理由を整理し、次の行動に移すことが重要です。

そこで本記事では、看護師を辞めたい仕事に行きたくないと感じたときに読んでおきたい以下の項目をご紹介します。

この記事でわかること
  • 看護師を辞めたい理由
  • 看護師を辞めたいと感じたときの対策
  • 看護師の資格を活かせる職場
  • 看護師の転職活動の進め方

この記事を読めば看護師を辞めたい理由を整理しつつ、看護師を退職しても後悔しないヒントを得られるでしょう。

看護師におすすめの転職サイト・エージェントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

看護師を辞めたい16の理由とは

そもそも、看護師を辞めたい理由はどのようなものがあるのでしょうか。ここでは具体的な10個の事例をもとにご紹介します。

理由①職場の人間関係

理由①職場の人間関係

職場の人間関係は看護師を辞めたいと感じる大きな理由のひとつです。例えば直属の上司と相性が合わない職場は、職場へ行く足取りが重くなってしまうでしょう。

また看護師は女性の割合が高い職場が多く、女性特有の雰囲気に慣れるまで時間がかかることもあるかもしれません。

いわゆる「お局」看護師と呼ばれるベテラン看護師がいる職場も存在し、対応に疲弊してしまう場合があります。

 ベテラン看護師との関係で悩んだら、まずは相手と一定の距離を保つことを心がけてみてください。

必要以上に相手の顔色を気にしていると逆効果につながる可能性が高いので、注意が必要です。

自分のペースを乱されないよう、業務上の会話だけに留めておきましょう。

理由②大きなミスへのプレッシャー

看護師は患者の命に直結する仕事です。そのため、「ミスをしたらどうしよう」といったプレッシャーを常に感じてしまい、結果的に看護師を辞めたいと考える人も少なくありません。

 しかし、ミスをしないこと以上に大切なのは、同じミスを繰り返さないことです。

もしミスをしてしまったらすぐに先輩看護師へ報告し、二度と同じミスをしないように分析しておくとよいでしょう。

ミスの原因と対処方法だけでなく、ミスをした背景や状況まで詳細に整理しておくと、同じ状況になった時に役立ちます。

特に新卒や若手看護師でミスをくり返してしまう人は、ぜひ実践してみてくださいね。

理由③給料が低い

看護師を辞めたい10個の理由とは

責任感・プレッシャー度合いのわりに給料が低いと感じることも、看護師を辞めたい理由の要因として挙げられます。

 例えば残業代が満額出ない職場も存在し、不満を抱えている看護師も少なくありません。

残業代の未払いに悩んでいる人は外部機関へ相談してみてください。その際、タイムカードと給与明細を持参していくとスムーズです。

基本給やボーナスの低さに悩んでいるなら、待遇面のよい職場への転職を検討してみるのもよいでしょう。

給料に満足できる職場であれば、モチベーションを維持しながら働けますよ。

理由④業務量・残業時間が多い

看護師の業務量・残業時間が多いのも、看護師を辞めたい理由の代表的な例です。

 特に人手が不足している病院では1人あたりの業務量が増えてしまい、必然的に残業時間が多い傾向にあります。

残業時間が増えれば増えるほど、勤務後の余暇時間が少なくなりがちです。また、休日は勤務時の疲労を回復させようと一日中寝たきりになってしまい、活動的に過ごせなくなってしまいます。

もし、過労死ラインの残業を強いられている人は注意が必要です。過労死ラインに満たない場合でも、心身に影響があれば受診や休息をとる判断をしてください。

※発症前1カ月間に概ね100時間または発症前2カ月間ないし6カ月間にわたって1カ月あたり80時間を超える時間外労働の場合(出典:厚生労働省「過労死等を巡る概要」)

理由⑤夜勤で生活リズムが崩れる

看護師を辞めたい10個の理由とは

職場のなかには、週に1回以上夜勤シフトが組み込まれる場合があります。夜勤1回につき夜勤手当がでるので給料アップには有効的ですが、勤務時間の関係から生活リズムが崩れがちです。

 特に日勤と夜勤を2分割する2交代制では、夜勤の拘束時間が16時間にも及ぶこともあります。

もちろん休憩時間はあるものの、慣れないうちは生活リズムの崩れから体調を壊してしまう人もいるでしょう。

夜勤で生活リズムが崩れてしまう人は、睡眠の質を高めることが大切です。寝具やパジャマを新調するほかに、リラックスできるアロマを部屋に焚いてみるのもよいでしょう。

もし改善されないようなら、主治医に相談してみるのもよいかもしれません。

理由⑥研修・サポート体制の不足

研修が不足していると看護師のモチベーションが下がってしまう要因になります。特に看護師は常に医療の知識をアップデートする必要があるため、定期的な情報収集の機会が必要です。

また、サポート体制が不足しているのも、看護師を辞めたい理由につながるでしょう。

 周りからのサポートが受けられないと、全ての業務を1人で抱え込んでしまいがちです。

業務負担が大きくなれば必要以上に責任感を感じてしまうため、心が休まらない状態になってしまいます。研修・サポート体制に不満がある場合、まずは直属の上司へ相談してみるとよいでしょう。

もし改善されないようなら、研修・サポート体制が整った職場へ転職するのもおすすめですよ。

理由⑦評価制度に納得いかない

看護師を辞めたい10個の理由とは

評価制度に納得がいかないと、看護師を続けていく理由が見いだせなくなってしまうでしょう。特に小さな病院は評価基準が整っていない場合が多く、不満を覚える看護師も少なくありません。

 評価基準に納得がいかない場合は、直属の上司もしくは人事担当者へ問い合わせてみる方法がおすすめです。

評価の理由や妥当性などを実際に聞いてみると、納得のいく答えが返ってくることもあります。

ただし問い合わせてもなお納得がいかない評価が続いたら、評価基準が整っている職場への転職を視野にいれてみてください。

理由⑧仕事が向いていない

仕事が向いていないと感じると、看護師を辞めたい理由に直結してしまいます。特に新卒で入職した看護師は環境にも慣れておらず、仕事が向いていないと感じやすくなるでしょう。

 ここで重要なのは、入職してすぐに仕事ができる人はほとんどいないということです。経験や実績を積み重ねていくうちに、少しずつ仕事の楽しさを理解できることもあります。

もし仕事が向いていないと感じている人は、先輩看護師に新人のころの話を聞いてみる方法がおすすめです。

先輩看護師も自分と同じように悩んでいたことを知るだけでも、前向きな気持ちになれるでしょう。

理由⑨患者のクレーム対応

看護師を辞めたい10個の理由とは

看護師は患者と直接コミュニケーションする機会が多い職種です。そのため、患者のなかには看護師に対してクレームをつける人もいるでしょう。

 しかし、すべての患者がクレームをつけてくるわけではありません。多くの患者は看護師に対して感謝の気持ちを持っていることを忘れないでください。

もし目に余る暴言・暴力などをしてくる患者がいたら、すぐに直属の上司に報告しましょう。クレーマー患者には毅然とした態度で振舞うことも重要です。

理由⑩医師との関係づくり

医師の診断をもとに看護師が処置を進めるため、看護師は医師との関係構築が不可欠です。しかし医師のなかには、関係を築きづらい人も見受けられます。

 医師との連携がうまくとれないと業務に支障が出るだけでなく、重大なミスにつながる可能性もあります。

医師との関係づくりに悩む看護師は少なくありません。関係構築に悩んだ際は、まずは同僚看護師に相談してみましょう。

医師との関係がまったく改善されないようなら、転職を視野にいれて行動するのもおすすめです。

理由⑪結婚のため

結婚指輪

パートナーの希望や、夫婦円満、家庭円満のために、結婚を機に退職をする看護師も少なくありません。

 とくに夜勤がある病院では結婚後、パートナーと生活リズムを合わせるために退職する人も多いようです。

結婚を理由に看護師を辞めたくない場合は、パートナーと話し合う必要があるでしょう。また、今の職場で時短勤務に変更してもらえるよう申請するのもおすすめです。

もし希望の働き方ができない場合は、夜勤のない病院や施設への転職もひとつの方法です。

参考:厚生労働省

理由⑫出産・育児のため

出産、育児と、看護師の仕事との両立には苦労が伴います。保育園に入れず産後の復職が叶わなかったり、保育園に預けても病気や休園などで頻繁に仕事を休まなければならなかったり、予定外の困難もあるでしょう。

仕事も育児もひとりで抱え込まず、上手に周囲に助けてもらいましょう。優先順位をつけて優先度の低いものを諦めるなど、取捨選択をすることも必要です。

子どもとの時間を大切にしたい人は、時短勤務など働き方を見直す方法もあります。

参考:厚生労働省

理由⑬家族の健康問題・介護のため

介護

家族の病気やケガ、介護のために看護師の仕事を辞めなければいけない状況も出てくるでしょう。

看護師は病人のケアの知識や技術があるため、身内の健康問題が起きた時に一番に頼りにされてしまうケースもよくあります。

 看護師だからといって介護をひとりで背負いこまず、デイサービスや介護保険でできることなどを上手に活用しましょう。

年次休暇とは別で取得できる「介護休暇」を利用するのもおすすめです。介護休暇の制度は日数や有給無給など、病院の規定によって異なるため調べておく必要があります。

参考:厚生労働省

理由⑭本人の健康問題

本人の健康問題が理由で看護師を辞める人も多くいます。診療科目によっては、日々の業務が身体に負担となる可能性もあるでしょう。

 プレッシャー、激務、夜勤などさまざまな理由で精神的に不安定になってしまうケースもあります。

今は大丈夫でもいずれ身体を壊してしまうという危機感から、退職を選ぶ看護師も少なくありません。

体調を壊す前に退職を決めたいですね。

参考:厚生労働省

理由⑮他分野への興味

キャンパスライフ

看護師の仕事は、もともとハードワークで知られています。さらにコロナ禍という特殊な状況が加わったことで、他分野への転職を考える人も少なくありません。

また、看護の仕事に対するやりがいを感じる一方、知識が偏ることへのコンプレックスを抱く看護師もいます。

転職先としてワークライフバランスがとれる職種を選ぶ傾向が強めです。

土日祝日はもちろん、昼夜関係なく働いてきた看護師にとって、規則的な勤務形態の一般職への転職は大きな魅力と言えそうです。

看護師は他分野へ転職しても、また看護師に戻れるという強みがあるため、未経験の職種でも比較的挑戦しやすい状況があります。

参考:厚生労働省

理由⑯休暇がとれない

働き方改革により、有給取得を推進する病院も増えてきました。しかし、いまだに有給休暇がとれない場合やとりにくい病院も多いのが実情です。

せっかくの有給制度も、職場の雰囲気によって利用できるかどうかに偏りが見られます。

 病院によって差があるため、有給休暇の取得が不満で辞めたい場合、転職を検討してみるのがおすすめです。

参考:厚生労働省

【辞めたい理由の整理】看護師を辞める前にしておきたい3つの対策

看護師を辞める前にしておきたい3つの対策

ここからは、辞める前にしておきたい3つの対策をご紹介します。辞めてから後悔しないように、ひとつずつチェックしてみましょう。

3つの対策
  1. 辞めたい理由を整理する
  2. 看護師転職に特化した転職サービスに登録する
  3. 休職をする

対策①辞めたい理由を整理する

勢いで看護師を辞めてしまうのではなく、まずは冷静になって看護師を辞めたい理由を1つずつ整理しておくことが大切です。

人間関係で悩んでいる場合は、病院内で配置転換を申し出るのもおすすめ。また、ミスへの恐怖や仕事の向いてなさが原因で看護師を辞めたいなら、まだ改善する余地があります。

 できないことだけに目を向けるのではなく、できるようになったことにも注目しましょう。

しかし、残業時間の多さや給料の低さで辞めたい場合は、思い切って転職する方法もおすすめです。

退職をして後悔しないためにも、転職理由を明確にしておきましょう。

対策②看護師転職に特化した転職サービスに登録する

看護師を辞める前にしておきたい3つの対策

転職サービスのなかには、看護師転職に特化した転職サイト・転職エージェントがあります。ほとんどの転職サービスは在職中でも登録可能なため、転職を視野にいれている人は登録がおすすめです。

 在職中に転職サービスを登録すると、業界に精通した専属エージェントから有益な情報を得られるメリットがあります。

また、キャリア相談にのってくれる転職サービスも多く、キャリア選択を迷っている人にうってつけです。

対策③休職をする

メンタル面や身体に不調が出ている場合、休職をする判断も必要です。まずはリラックスして休息をとることを第一に考えましょう。

もし以前よりも気分の落ち込み・イライラ・不安感などが増したら、迷わず精神科・心療内科を受診してみてください。

投薬やカウンセリングによって、不調が和らぐかもしれません。

参照:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html

看護師を辞めたい!転職したほうがいい職場の特徴

看護師を辞めたいと感じる!転職したほうがいい職場の特徴

看護師を辞めて転職をおすすめする職場の特徴は以下のとおりです。もし1つでもあてはまったら、転職を検討してみてもよいでしょう。

転職をしたほうがいい職場の特徴
  • パワハラやセクハラが横行している
  • 毎月の残業時間が過労死ライン60時間を超えている
  • 給料が著しく低い
  • 職場いじめが頻発している

上記4つの特徴は自分ひとりの力では改善が難しい場合が多く、転職をしたほうが良いケースです。看護師としてのキャリアアップを叶えるなら、職場を移したほうが賢明といえるでしょう。

なお、これらの特徴にあてはまらなくても、メンタルや身体に影響を及ぼしている場合は転職がおすすめです。

決して1人で抱え込まず、体調を崩さないように注意してくださいね。

看護師を辞めるのにベストな時期をご紹介

デスクワーク

退職を決意したら、どのタイミングで辞めるのが良いのか悩むこともあるでしょう。周囲の状況に配慮して退職時期を決めるのが、円満退社のコツです。

看護師を辞めるのにベストな時期
  • 年度末
  • ボーナス支給後
  • プリセプターなど自分の役割がひと段落するタイミング

年度末やボーナス支給後は、もともと退職者が多い時期です。そのため、病院側もそれを見越した人事計画を立てています。

自分が退職した後の人員確保に目途が立っている場合は、比較的退職の希望が通りやすくなるでしょう。

退職希望者が病院の想定以上の場合は、引き留めに合う可能性もあります。

また、プリセプターなど自分の役割を中途半端にした状態での退職は、職場に迷惑をかけます。担当の仕事がひと段落するタイミングで退職を申し出るのがベストです。

看護師の資格を活かせる職場

看護師の資格を活かせる職場

病院以外に看護師の資格を活かせる職場はどのようなものがあるのでしょうか。看護師の資格を活かせる職場をまとめてご紹介します。

看護師の資格を活かせる職場例
  • 健診センター
  • 美容クリニック
  • 児童養護施設
  • 治験医療機関
  • 産業看護師
  • 介護施設
  • 大学の保健室
  • 保育園や幼稚園
  • テーマパークなどの救護室

このように、看護師の資格があればさまざまな職場を選択できます。病院以外にも道が開けているので、キャリアチェンジを図りたい人にもうってつけです。

辞めたいと感じたら確認!看護師の転職活動はどう進める?

看護師の転職活動はどう進める?

看護師の転職活動には、職場をうつして看護師を続ける方法と看護師から異業種を目指す方法の2つがあります。

 職場をうつして看護師を続ける場合は看護師に特化した転職サイトの利用がおすすめです。

病院以外の職場を選べる転職サイトもあるので、多種多様な選択肢のなかからキャリアを決められるでしょう。

一方看護師と全く異なる職種を目指したいなら、目指したいキャリアややってみたい職種を考えることが必要です。もし1人でキャリアを考えるのが心細い場合は転職エージェントの登録がおすすめです。

専属エージェントが相談にのってくれるので、今後のキャリアの方向性が見えてくるでしょう。

看護師の平均転職回数は?就業状況はどう?

美容外科の看護師が向いている人の特徴

看護師資格があれば転職がスムーズと言われていますが、実際の転職状況はどうなのでしょうか。看護師の転職回数や就業状況をご紹介します。

看護職者の転職回数

病院勤務の看護師を対象とした研究では、看護師の転職回数は下記のような割合となっています。

転職回数 割合
0回 49.9%
1回 24.6%
2回 11.4%
3回 7.7%
4回 3.6%
5回以上 2.6%
無回答 0.2%

転職0回の看護師が49.9%と最も多いですが、転職経験のある看護師の合計は49.9%とほぼ半数の看護師が転職経験があると回答しています。

看護師にとって転職は理由に関係なく身近なものであることがわかります。

看護師の就業状況

それでは看護師の就業状況はどうなっているのでしょうか?グラフで確認してみましょう。

施設形態別の就業状況

厚生労働省によると、看護師の就労場所として一番多いのは「病院(病棟)」であり、次いで「病院(外来・その他)」となっています。

診療所(クリニック)も有床と無床を合わせると8.9%となっており、病院以外の就労先として選択されています。

病院・クリニック以外にも看護師養成施設や保健所、訪問看護ステーションなどもあり、看護師の転職先はさまざまな選択肢がありそうですね。

※厚生労働省「看護職員就業状況等実態調査結果」をもとに表を作成

雇用形態別の就業状況

雇用形態別でみてみると、8割が正社員として働いていることがわかります。

正社員であれば社会保険や福利厚生があり、安定して働くことができるため、転職はしてもそのまま正社員として働き続ける看護師がほとんどです。

せっかく正社員として働くのであれば、自分に合った職場選びややりたい看護を実現できる環境を考えながら転職活動をしていきたいですね。

※厚生労働省「看護職員就業状況等実態調査結果」をもとに表を作成

看護師の退職を食い止めるために医療機関が行っている取り組みをご紹介

看護師

人口減少や若い世代の働き方の意識変化、医療ニーズの多様化など、さまざまな要因で医療機関で働く看護師の人材確保が困難になっています。

そうした中で、各医療機関では国が定めた指針や手引きを参照にして、看護師退職防止の取り組みを行っています。

医療機関が行っている取り組み
  • 院内保育所や提携保育所の整備
  • 職員向けの相談員配置
  • インカム導入による労働環境改善
  • 半日有給の導入
  • キャリア形成支援

それぞれ具体的に見ていきましょう。

参考:いきいき働く医療機関サポートWeb|いきサポ

院内保育所や提携保育所の整備

保育園

女性医師や看護師の離職防止、人材確保のために、院内保育所や提携保育所確保に力を入れている医療機関が増えています。

看護師の退職理由のトップに挙げられる「出産・育児」のサポートをすることで、現在育児中の看護師だけでなく、将来的に出産を検討している看護師の転職を減らす効果に期待できます。

 制度を導入して終わりでなく、ニーズに合わせて随時見直しをしてくれる医療機関であれば、無理なく仕事と育児を両立できるでしょう。

定期的に利用者アンケートを行い、開所時間や料金、利用時間の柔軟性などの見直しをしている医療機関もあります。

院内に保育所があれば何かあった時もすぐに対応できて安心ですね!

職員向けの相談員配置

面談

看護師はひとつのミスが患者の命や健康状態を左右するため、常に過度なストレスにさらされています。職員向けの相談員配置は、看護師の気持ちの負担を軽減する取り組みです。

職場の上司や同僚、病院関係者とは別の機関から配属された相談員がいることで、言いにくい悩みも気軽に相談ができるようになります。

 病院は守秘義務などもあるため、看護師の仕事の悩みは家族や友人に相談しづらいことも多いため、相談員の存在が大きいでしょう。

離職理由として多く挙げられる「人間関係」や「責任の重さ」によるストレスを吐き出す場があるだけで、離職率の改善が期待できます。

インカム導入による労働環境改善

看護師

近年増えてきているインカムトランシーバーの導入が、看護師の業務負担軽減に繋がった病院もあります。

インカムを通じて全体的に応援依頼、質問や相談、業務連絡をするだけで業務のストレスを減らせます。

インカム導入以前は、頼みやすいスタッフを探して業務を行なう看護師も多かったようです!

インカム導入によって、医師の手が空くまで待って確認をする、などの無駄な時間が減り、業務効率がアップします。

また、インカムを通じて垣根のないコミュニケーションがとれることによりチームの連携が深まり、より良い医療体制で患者を迎えることも可能です。

半日有給休暇の導入

ハンモック

半日有給を導入している病院では、午前中は子どもを保育園に預けるためにゆっくり出勤したい、午後は早めに帰りたい、など生活環境に合わせて有給消化が可能です。

平日休みが少ない看護師も、短時間有給があれば銀行や官公庁での用事を済ませて出勤できます。

 人手不足で丸一日の有給を申請しにくい忙しい病院でも、ゆとりのある日に半休にするなど、臨機応変に有給消化が可能です。

実際、短時間有給に変更したところ、有給の消化率がアップした病院があります。また、半日有給のほかに2時間の短時間有給を制度化している病院もあります。

キャリア形成支援

打ち合わせ中

働いている病院内でキャリアレベルごとに、必要な院内研修を行なっている医療機関も多くあります。

院内研修を実施するだけでなく、レベル認定も同時に行い、給与やボーナスに反映するシステムも増えてきました。

資格取得サポートに積極的な病院では、資格合格時に祝い金が支給されるケースもあります。

 安定した人材確保のために医療機関では勤続年数による評価が主でしたが、近年では独自の基準を設けて人事考課を透明化する病院や施設も増えてきました。

看護師の転職におすすめの転職サイト3選

マイナビ看護師

マイナビ看護師

自分のペースで転職活動を進めたい人はマイナビ看護師がおすすめです。マイナビ看護師では、看護師に合わせた選考スケジュールを提案してくれます。

 スピーディーに選考を進めたいなら、応募から内定までおよそ10日間ほどで完結可能です。

一方じっくり求人を見極めたい場合は数ヶ月スパンで選考を終えられるようスケジュールを組んでくれます。

さらに専属エージェントが、履歴書・職務経歴書の書き方退職交渉までアドバイスしてくれるのも嬉しいポイントです。

初めて転職を考えている人にもぴったりの転職サイトです。

公開求人数※2021年7月28日時点 52,556件
主な機能
  • 求人検索
  • 求人紹介
  • 選考サポート
  • 転職お役立ち情報
利用可能地域 全国
運営会社 株式会社マイナビ

出典:https://kango.mynavi.jp/

ナースJJ

ナースJJ

さまざまな看護師の求人を見比べたい人はナースJJがおすすめです。ナースJJでは自社保有の求人以外にも、医療機関が直接応募している求人やハローワーク求人まで取り扱っています。

また、ナースJJは現場の生の声を大切にしているのも特徴です。

 求人の良いところ・悪いところをリアルな目線で確認できるメリットがあります。

転職後のミスマッチを防ぎたい人も安心して転職活動を進められるでしょう。

公開求人数※2021年7月28日時点 45,889件
主な機能
  • 求人検索
  • 求人問い合わせ
利用可能地域 全国
運営会社 株式会社カスタマ

出典:https://www.nursejj.com/

看護プロ

看護プロ

転職サイトを情報力で選ぶなら看護プロがおすすめです。

 看護プロでは現場で働く看護師の口コミを日々集めているため、求人票には掲載されていない情報を事前に確認できます。

例えば残業時間や職場の雰囲気など、実際に働いてみないとわからない情報を得られるのは大きな強みとなるでしょう。特に人間関係で悩んで転職する際は、新しい職場の雰囲気を知ることが重要です。

看護プロの口コミを閲覧して転職活動に役立ててください。
職場の内部情報が豊富!

看護プロ
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公開求人数※2021年7月28日時点 7,160件
主な機能
  • 求人検索
  • 求人提案
  • 転職ノウハウ
  • 病院訪問記
利用可能地域 全国
運営会社 株式会社ローザス

出典:https://www.kango-pro.jp/

職場の内部情報が豊富!

看護プロ
登録はこちら(無料)

看護師の転職におすすめの転職エージェント2選

看護のおしごと

看護のおしごと

気軽に転職エージェントを利用したいなら、看護のおしごとがおすすめです。

 看護のおしごとでは専属エージェントとLINEで連絡をとれるメリットがあります。

また、給与や勤務時間の交渉をエージェントが進めてくれるのも魅力です。交渉力に自信がない人でも、安心してまかせられる転職エージェントといえるでしょう。

疑問点や不安なことがあれば気軽に相談できますよ。

公開求人数※2021年7月28日時点 121,610件
主な機能
  • 求人紹介
  • LINEを使用したコミュニケーション
  • 待遇面の交渉
利用可能地域 全国
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社

出典:https://kango-oshigoto.jp/

医療ワーカー

医療ワーカー

転職先の内部情報をより詳細に知りたい人は医療ワーカーが向いています。医療ワーカーでは休暇や残業時間、人間関係まで調査してくれるため、転職後もミスマッチがおきづらいでしょう。

 さらに医療ワーカーでは面接に同行してくれるサービスがあります。面接に同行してもらえると、自分の考えを先方へ伝えやすくなりますよ。

面接に苦手意識を持っている人はぜひ利用してみてほしい転職エージェントです。

公開求人数※2021年7月28日時点 57.817件
主な機能
  • 求人紹介
  • 選考サポート
  • 待遇面の交渉
  • 退職交渉
利用可能地域 全国
運営会社 株式会社トライト

出典:https://iryouworker.com/

よくある質問

転職に有利な資格は?
転職をするにあたって資格があるかどうかはあまり関係ないでしょう。
「その施設や診療科で働きたい理由」を明確に伝えることに注力し、転職後の職場環境に合わせて資格取得を目指していきましょう。
働きたい診療科がある場合は、その診療科に関連した資格を持っているとやる気やモチベーションが高いことをアピールできますが必須ではありません。
転職で経験がリセットされてしまいそうで不安です
初めての転職活動は不安も大きいですよね。
近年の転職は、前職場の経験を加味して条件に反映している施設が多いです。そのため、経験がすべてなくなってしまうわけではないことを覚えておきましょう。
現在までに蓄積した経験も含めて、次の職場に活かせるよう「スキルの棚卸し」をしておくと安心です。自分のスキルを把握しておくことで、転職先にどのように貢献できるかをアピールでき、転職の成功率があがりますよ。
転職で気を付けることは?
事前の情報収集が足りず、雰囲気や条件が合わなかったという失敗はよくあります。
転職を成功させるためには、「事前に職場を見学する」「内部情報や人間関係はどうか確認する」「労働条件通知書の内容を事前に確認する」の3点は必ず行いましょう。
職場を見学することで職場の雰囲気を把握できることはもちろん、その場で質問することができるため、内部情報の把握にもつながります。
労働条件通知書は書面で渡されるものですが、提示された労働条件とのずれがないかしっかりチェックしましょう。1人での転職活動では人間関係の把握やより詳細な内部情報の収集は難しいので、転職サイトを上手に活用していきたいですね。
転職は今後のキャリアに影響しないですか?
転職回数が多かったとしても、何のために転職活動を行ったのか明確に伝えることができれば、キャリアへの影響は少ないでしょう。
施設側も長期間働ける人材を求めています。そのため、今後の長期的なキャリアを見据えた上での転職をアピールすると、好印象を持たれやすいです。
今後転職先でどういう看護がしたいのか、実現したいビジョンなどを話せると良いですね。
転職する理由が前病院の不満点しかないが、転職先にどう伝えればいいのか
どのような点が不満だったのかを掘り下げて考えてみましょう。
例えば人間関係の不満であれば、「チームワークを重視して働きたい」と言い換えることができます。意見を押し付けてくる上司が不満だったのであれば「いろんな人がアイディアを出し合いながら働ける職場を希望している」とも言えますね。ネガティブな理由でも、視点や言い方を変えて伝える方が、印象が良くなります。

まとめ

今回は看護師を辞めたい理由を整理し、辞める前にしておきたい対策やすぐにでも退職を考えたほうがよい職場の特徴をご紹介しました。

看護師は患者の命を守る職種であるためプレッシャーや責任感が大きく、辛くて辞めたいと感じる人も少なくありません。もし心身に影響を及ぼすほど辛いのであれば、転職を検討してみるのもおすすめです。

自分に合った転職サイト・転職エージェントを利用しながら、悔いのないよう転職活動を進めてください。

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