
「未経験から介護士に転職したい」「介護士のプロを目指してキャリアアップしたい」など、介護士の転職の理由はさまざまです。

そこで今回は次の項目を徹底解説します。
- 介護士におすすめの転職サイト・エージェント
- 介護士の異業種転職について
- 介護士転職の履歴書のコツ
- 介護士が年収をアップさせる方法
異業種への転職を目指す方も、介護士への転職を目指す方もどちらにも役立つ情報を記載しています!ぜひ参考にしてみてくださいね。
【未経験歓迎求人あり!】介護士におすすめの転職サイト6選
未経験歓迎からキャリアアップを目指すプロの介護士向けまでの求人を豊富に取り扱う、介護士向けの転職サイトを6社厳選して紹介します。
ミラクス介護
- 介護職がおすすめする求人サイトNo.1※
- 求人数が非常に多い
- 派遣社員対象の前給制度(週払い)がある
ミラクス介護は、介護職がおすすめする求人サイトNo.1※を獲得しているサイトです。
介護職の中でも、生活相談員や機能訓練、ヘルパーなど多様な働き方を選べるだけでなく、正社員や派遣の求人も取り扱っています。

※出典:https://kaigo.miraxs.co.jp/kaigo, 調査実施機関:日本トレンドサーチ、2020年1月調査実施(サイトのイメージ調査)
運営会社 | 株式会社ミラクス |
主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 114,795件 |
拠点 |
東京/埼玉/千葉/神奈川/愛知/大阪/兵庫/福岡 |
※出典:https://kaigo.miraxs.co.jp/kaigo
介護ワーカー
- 公開求人数だけで76,000件以上
- 面接日調整や履歴書添削サービスなどサポートが手厚い
- メール会員に登録すれば最新の好条件求人を紹介してもらえる
介護ワーカーは、転職のプロによるサポートが手厚く、よい条件で転職ができるサイトです。面接時にはアドバイザーが同行して、入職時の給与や待遇などの条件交渉もサポートしてもらえます。
保有している求人数が多いので、希望の職場に出会いやすいでしょう。また、収入重視の夜勤求人特集や防災介助士の取得方法など、介護士に役立つページが多数公開されています。

運営会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 76,515件 |
拠点 |
札幌/東京/大阪/宮城/神奈川/埼玉/千葉/群馬/新潟/愛知/静岡/京都/兵庫/広島/香川/岡山/福岡/熊本/鹿児島/沖縄 |
※出典:https://kaigoworker.jp/
きらケア
- 求人情報だけではわからないリアルな情報を提供してくれる
- 派遣求人に強い
- 10万件以上の施設・求人から雰囲気が合う介護求人を紹介してもらえる
きらケアは、求人情報だけでは分からない、内部のリアルな情報を教えてもらえる、信頼できる転職サイトです。10万件以上の施設・求人から、施設の雰囲気も合う介護求人を紹介してくれます。
正社員・派遣社員・パートと多様な形態の求人を取り扱っていることも特徴的です。

運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 非公開 |
拠点 | 東京 |
※出典:https://job.kiracare.jp/
ウェルクルー
- 利用者の転職後の満足度は97%※
- 管理者・責任者の求人もありキャリアアップを目指せる
- マッサージ代の補助を受けられる
ウェルクルーは、月給28万円以上の好条件の求人が多数掲載されています。利用者の転職後の満足度は97%※と高い水準です。
また、ケアマネージャーや生活相談員、リハビリ関連、管理者・責任者などの職種もあるので、キャリアアップも目指せるでしょう。

※公式サイトより
運営会社 | 株式会社クラピス |
主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 5,006件 |
拠点 | 東京 |
※出典:https://wellcrew.net/
ヘルなび
- 待っているだけで良い条件のスカウトが届く
- LINEの相談会を毎日開催
- 介護士の転職に関するコラムが充実
ヘルなびは、登録をすると事業所・企業・紹介会社から直接スカウトが届きます。登録内容を見てスカウトされているので、内定をもらいやすいメリットがあります。
また、介護士の転職に関するコラムが充実しています。転職活動のスキマ時間に参考にしてみてはいかがでしょうか。

運営会社 | ユースタイルラボラトリー株式会社 |
主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 57,433件 |
拠点 |
東京/埼玉/神奈川/千葉/栃木/群馬/茨城/静岡/山梨/長野/新潟/兵庫 |
※出典:https://helnavi.com/
コメディカルドットコム
- 求職者支持率No.1※の実績
- 登録内容と求人のマッチ度がレーダーチャートで表示されるためわかりやすい
- ブランクOKの求人も1万件以上ある
コメディカルドットコムは、登録内容と求人のマッチ度がレーダーチャートで数値化される独自のマッチングチャート機能があります。
給与・シフト・スキル・エリア・こだわりの5項目を点数化するので、自分に合った求人を見つけられるのが特徴です。
多くの求人から比較検討して希望の職場を選べるでしょう。

※出典:https://www.co-medical.com/, 調査実施機関:ネクストレベル株式会社、2021年1月調査実施(医療福祉系の従事者を対象に、国内主要転職サイトで利便性、求人情報の内容について調査)
運営会社 | セカンドラボ株式会社 |
主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 77,301件 |
拠点 | 東京 |
※出典:https://www.co-medical.com/
介護士におすすめの転職エージェント2選
応募書類の添削や面接の同行など手厚いサポートが魅力の介護士向けの転職エージェントを2社厳選して紹介します。
マイナビ介護職
- 約40年の豊富なノウハウ
- 利用者満足度No.1※の実績
- 全国23会場で転職相談会を開催
マイナビ介護職は、40年近くにわたって人材関連ビジネスを展開してきた実績があり、豊富なノウハウを持った転職エージェントサービスです。
また、面接日程調整や書類作成アドバイスなど、転職にかかる労力や時間を大幅にカットすることが期待できるのもおすすめポイントです。
全国23会場で転職相談会を開催しています。サイト非公開情報を含めて希望に合った求人を紹介してくれるので、ぜひ参加してみてください。
※出典:https://kaigoshoku.mynavi.jp/, 調査実施機関:楽天インサイト、2019年10月調査実施(介護職の人材サービス19ブランドにおける調査)

運営会社 | 株式会社マイナビ |
主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 52,842件 |
拠点 | 東京 |
※出典:https://kaigoshoku.mynavi.jp/
かいご畑
- 介護資格を持つコーディネーターが徹底フォロー
- 無資格から経験者まで介護に関わる人を無料サポート
- 働きながら0円で介護資格が取得できる『キャリアアップ応援制度』
かいご畑は、介護資格を持つコーディネーターが徹底フォローしてくれる転職エージェントです。無資格からベテランまで、介護に関わるお仕事探しを幅広くサポートしてくれます。
現場経験を積みながら、講座を受講して入浴介助など介護の技術を習得できます。

運営会社 | 株式会社ニッソーネット |
主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年4月30日時点 | 9,818件 |
拠点 |
大阪/京都/愛知/兵庫/福岡/広島/岡山/東京/神奈川/茨城/埼玉/栃木/群馬/札幌 |
※出典:https://kaigobatake.jp/
介護士向け転職サービスの選び方
転職活動を成功させたければ、介護士向けの転職サイトを利用しましょう。選ぶ際は、転職サービスごとに特徴やサービス内容が異なるので注意が必要です。
転職サービスを選ぶポイントは次のようなものがあります。
- 利用目的別に選ぶ
- 質の高い求人が豊富であるか
- 希望条件に合う求人がある
- サポート体制が充実しているか
利用目的別に選ぶ
転職サービスには、「サイト型」と「エージェント型」の2種類あります。
サイト型は、掲載されているさまざまな求人から希望条件にあう求人を自分で探し、直接応募できるのが特徴です。
一方、エージェント型は、キャリアアドバイザーが転職に関する相談や求人紹介、選考対策など、手厚くサポートを行なってくれます。

「とりあえずどんな求人があるか知りたい」人は、気軽に求人検索・閲覧ができるサイト型が良いかもしれません。また、ある程度転職活動に慣れた、転職経験者にもおすすめです。
「転職が初めて」や「介護業界の最新情報を知りたい」という人は、エージェント型の利用をおすすめします。
質の高い求人が豊富であるか
転職サービスを選ぶ際に、まず注目したいのは「求人数」です。転職サイトによっては、公開されている求人だけではなく、非公開求人や独占求人を掲載しています。

求人数が多ければ多いほど希望条件にマッチする求人が見つかる可能性が高く、選択肢が多くなるでしょう。
非公開求人数が多い転職サービスであれば、より好条件の求人に出会えるかもしれません。
希望条件に合う求人がある
「高時給」「未経験・ブランクOK」「勤務地」などの明確な希望条件がある場合、その条件にマッチする求人が豊富に取り扱われている転職サービスがおすすめです。
転職サービスによっては、都市部の求人が多く、地方の求人が少ないということがあるため、地方への転職を希望する場合はとくに注意しましょう。

サポート体制が充実しているか
転職サービスに登録をすると、さまざまなサポートやサービスを利用できます。
希望条件に合った求人紹介はもちろん、応募書類の添削や面接対策、転職ノウハウなど、転職を成功させるための支援が盛りだくさんです。
支援内容は転職サイトによって異なるため、実際に利用した人の口コミや満足度も合わせてチェックするのがおすすめです。

介護士向け転職サービスを利用するメリット
「初めての転職で何をすれば良いかわからない」「転職活動をスムーズに進めたい」という人には、転職サービスの利用をおすすめします。
利用するにあたってのメリットを、以下にピックアップしてみました。
- 希望条件に合う求人を紹介してもらえる
- 好条件の求人を探せる
- 企業の内部情報を教えてもらえる
- 無料でさまざまなサポートを受けられる
- 内定後のフォローも充実
項目ごとに詳しく解説します。
希望条件に合う求人を紹介してもらえる
転職活動に慣れていなければ、希望条件に合う求人を自分で探すことは難しいかもしれません。業界に精通した転職のプロに任せれば、効率良く転職活動を進められます。
しかし、転職サイトを利用すれば、アドバイザーがカウンセリングをもとに、希望条件に合った求人を紹介してくれます。
好条件の求人を探せる
転職サービスには、公開求人だけではなく、数多くの非公開求人を保有している場合もあります。非公開求人は、応募者が殺到するような魅力的な条件の求人が多いのも特徴です。
また、転職サービスが独自のルートで入手した独占求人などもあります。
一般的に、転職サービスは公開求人よりも非公開求人の方が多い傾向にあります。介護士の求人を幅広く探したいのであれば、介護士向けの転職サービスに登録しましょう。
企業の内部情報を教えてもらえる
転職サービスのアドバイザーは業界を熟知し、最新の動向や情報に詳しい人がほとんどです。
企業との繋がりも強いため、求人票には記載されていない「職場の雰囲気」などの内部情報を提供してくれます。

また、応募企業の選考に関する情報を教えてくれることもあるため、転職活動を有利に進めることも可能です。
無料でさまざまなサポートを受けられる
転職サービスの支援サービスは、エージェントサービスを利用したとしても、基本的に無料です。
お金をかけることなく「転職のプロによるサポート」や「これまでの経験をもとにした転職ノウハウ」「選考対策」などの支援が受けられます。
難しい工程を転職サービスが担ってくれるため、働きながら転職活動を行えるほか、初めての転職でも安心して任せられます。

内定後のフォローも充実
内定が決定した場合、アドバイザーのサポートはその時点で終わりと思われることもあるでしょう。しかし、転職サイトのサポートは、内定後も続くことがほとんどです。
具体的には入社日の調整、円満退職のアドバイス、入社後の相談などが挙げられます。

介護士向け転職サイトの利用の流れ
どの介護士向け転職サイトの利用の流れは、基本的に同じです。登録から内定後まで以下のような流れで転職活動が進みます。
- 登録
- アドバイザーとの面談
- 求人紹介
- 応募書類の作成、応募
- 面接対策
- 内定後のサポート
転職サイトによっては、利用の流れが異なる場合もあるので注意してください。
ステップ①登録
登録は名前などの基本情報、希望条件などをフォームに入力します。入力は数分程度で終わるので、登録完了まで難しいことはありません。

ステップ②アドバイザーとの面談
登録後は、担当アドバイザーとの面談があります。面談は、アドバイザーと希望条件やキャリアビジョンなどを共有する場です。
また、明確なキャリアビジョンがない人には、これまでの実績をもとに一緒に考えてくれます。
ステップ③求人紹介
カウンセリングの内容をもとに、希望条件に合った求人を担当アドバイザーから紹介してもらえます。公開求人だけではなく、非公開求人や限定求人を含めて幅広く紹介可能です。
もし、興味のある求人がなければ、応募したい求人が見つかるまで何度も紹介してくれます。

ステップ④応募書類の作成、応募
応募したい求人が決まったら、履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成をしなければなりません。
転職サイトによっては、履歴書・職務経歴書の添削を行なったり、自己PR・志望動機作成のアドバイスをくれたりと、書類の作成が苦手な人にはうれしいサービスが受けられます。

履歴書や職務経歴書に記入したことは、面接時にも聞かれるポイントでもあります。
転職サイトを利用すれば無料でプロからアドバイスがもらえるので、書類作成に自信がない人は、ぜひ利用してみてください。
ステップ⑤面接対策
面接は転職活動において、もっとも重要なプロセスです。転職サイトは業界を熟知しているため、的を射た質の高い面接対策を行なってくれます。
介護士に特化した転職サイトであれば、これまでの転職ノウハウを活かしたアドバイスが可能です。

ステップ⑥内定後のサポート
応募先の内定が決まったあともサポートは継続します。退職手続きから入社日の調整や給与交渉まで、アドバイザーが対応してくれます。
また、入社後のトラブルや悩みも相談可能です。担当アドバイザーが代行して企業側に交渉してくれます。

【看護師も可能?】介護士から異業種に転職はできる?
介護士の経験を活かして、異業種に転職を考える人もいるでしょう。福祉業界や介護関連なら、異業種でも転職できる可能性は高いと考えられます。

介護関連の営業
営業職は専門的なスキルがそれほど必要ないといえます。未経験でも採用してもらえる会社は多いです。

介護福祉士など介護関連の資格を持っていれば、さらにお客様からの信頼はアップするでしょう。その結果、スムーズな転職が実現できる可能性が高いです。
介護事務
介護サービス施設や事務所の事務職なら肉体労働を必要としないため、女性や高齢でも安心して働けます。受付業務以外にも介護に関する大切な手続きを行うので、今までの知識が役立ちます。

メーカー職
メーカー職とはものづくりをする職種です。介護用品には次のような有名メーカーがあります。
- タイジ株式会社
- 有限会社グレコアソシエイト
- 株式会社丸喜金属本社
- パブリック株式会社(ブランド『クレス』)
- 株式会社美和商事
現場で実際に使ったことのある製品であれば、顧客のニーズを把握しやすいというメリットがあります。

看護師や保育士
介護職でつちかったホスピタリティの心で、看護師や保育士の道に進む人もいます。看護師や保育士になるためには難易度の高い国家資格を取得する必要があります。

【履歴書】介護士転職の志望動機・志望理由の書き方
さまざまな経歴を持って働く人の多い介護職は、自分の強みや志望動機を具体的にアピールできると有利です。ここからは、履歴書の志望動機の書き方について解説します。
なぜその施設を選んだのか明確に記入する
「将来性があると感じました」「やる気はあります」などのあいまいな文章だけでは、採用担当者の印象を良くはできないでしょう。
「公式HPで経営理念を確認する」「施設に見学に行く」など情報収集をしておくのが転職を成功させるコツです。

経験を交えて自己アピールをする
今まで介護の仕事を経験して得たことや自分の強みをアピールしましょう。具体的な経験談があれば、内容が深まり誠実さも伝えられます。
得た知識や経験を新しい職場でどのように活かしていきたいか、しっかりとアピールできれば即戦力として判断してもらえます。
ポジティブな内容を心掛ける
退職理由がネガティブなものだったとしても、伝え方ひとつで受ける印象は大きく変わり得ます。
- やりがいや達成感を感じなかった→新しい仕事に挑戦したいから
- 給料が低かった→実績を正当に評価してもらいたい
- 人間関係がうまくいかなかった→チームワークの良い職場で働きたい
うまい伝え方が分からないなら転職エージェントに相談するのもおすすめです。

介護士が転職を成功させるポイント
介護士が転職を成功させるポイントは、主に5つあります。
- 転職の目的を明確にする
- 複数の転職サイトに登録し、併用する
- 経歴やスキルには嘘をつかない
- 担当アドバイザーと小まめに連絡を取る
- 職場を見学する
各項目を押さえて、介護士の転職活動に役立ててみてください。
転職の目的を明確にする
現職があるなど、多忙な人にとって転職活動は効率的に進めたいものです。そのためには、希望条件やキャリアビジョンを明確にする必要があります。
転職の目的が曖昧だった場合、理想の求人に辿り着くまで時間がかかってしまう場合があります。
勤務時間や人間関係、キャリアアップなど転職の理由は人それぞれです。

複数の転職サービスに登録し、併用する
幅広い求人から希望条件にあったものを選びたい場合は、複数の転職サービスに登録することをおすすめします。
なぜなら、転職サービスによって保有する非公開求人は異なるからです。その転職サービスのみ紹介できる求人を見逃してはもったいないので、2〜3件の転職サービスに登録し、併用してみましょう。

経歴やスキルには嘘をつかない
転職サイトに登録する前に、自分の経歴やスキルをまとめておきましょう。もし、虚偽の内容を伝えてしまうと信用問題にかかわるため、求人を紹介してもらえなくなる可能性があります。
また、嘘の情報に合った求人を紹介されることになるため、転職がうまくいかないことや転職後のミスマッチにも繋がるでしょう。

担当アドバイザーと小まめに連絡を取る
転職活動中は、担当アドバイザーと連絡のやりとりをする機会が多いです。やる気がある人ほど優先的に求人を紹介してもらいやすい傾向にあるため、アドバイザーからの連絡には、すぐに対応しましょう。
良い求人を見逃さないためにも迅速な対応が必要です。
働きながらの転職活動の場合はすぐに連絡をとれないことが多いため、面談時に連絡のつかない時間帯を伝えるなどの対策も必要です。
職場見学をする
転職後のミスマッチをなくすためにも、職場見学をおすすめします。職場見学に行く際は、以下の項目をチェックしてみてください。
- 施設スタッフの言葉遣い・表情
- 施設スタッフの利用者への接し方
- 施設利用者の雰囲気・身だしなみ
- 施設の衛生面
「働くスタッフや利用者の雰囲気が悪い」「掃除が行き届いていない」場合は、スタッフが足りず、手が回っていない可能性があります。
職場見学では、求人票ではわからない内部の様子を知るチャンスでもあるので、全体の雰囲気を見極めることが重要です。

【介護士向け】自分に合った転職先の見つけ方
「介護の仕事は多いけど、せっかくなら自分に合った職場を選びたい」そう思う人も多いでしょう。ここでは、自分に合った転職先の見つけ方を解説します。
- やりたいと思える仕事かどうか
- 勤務時間が自分にあっているか
- 給与や待遇に納得できるか
- 人材育成制度・教育制度が整っているか
- 悩みを相談できる環境があるか
やりたいと思える仕事かどうか
介護職の有効求人倍率は、他の業種に比べて高い傾向にあります。
介護職は売り手市場のため、キャリアアップなどの明確な目的がなくても、転職が成功することもあります。

転職活動を始める前に、一度「本当にやりたい仕事か」「明確なビジョンをもてるか」を考えてみることで、やりたい仕事に就けるでしょう。
勤務時間が自分に合っているか
介護士の仕事は、24時間サポートが必要な人もいるため、日中に限らず夜間勤務もあります。そのため、24時間体制でサービスを提供している施設であれば、夜勤や宿直も発生します。
しかし、幼い子どもがいるなど夜勤が難しい場合も少なくありません。24時間体制の施設の場合、夜勤や宿直の有無は確認しておくのがおすすめです。
また、夜勤を避けたい場合はデイサービスなどの日中のみ営業している施設に応募するのも良いでしょう。

給与や待遇に納得できるか
給与や待遇は、仕事をするうえでモチベーションに繋がる部分です。同じ介護士の仕事でも、給与や待遇面は職場ごとに異なります。
業務内容に見合った給料であるか、休みが取りやすいなど待遇が良いか、応募をする前によくチェックしましょう。
また、有資格者は資格手当てをチェックすることも有効です。

人材育成制度・教育制度が整っているか
介護士は特別な資格が必要としないため、未経験歓迎の求人も多数あります。経験があっても職場ごとに体制は異なるため、慣れるまでは不安に感じるかもしれません。
新しい環境に馴染めるか不安に感じるのであれば、研修が頻繁に行われている職場や、OJT制度があある職場を選んでみてください。

悩みを相談できる環境があるか
介護士の仕事をしていると、対処方法や仕事の仕方などで悩むことも少なくありません。相談できずひとりで抱え込んでしまうと、仕事が上手くいかない可能性もあります。
そこで、悩み事を気軽に相談職場の雰囲気だったり、相談窓口が設置されていたりすると、安心して働くことができます。

転職サイトを利用して、アドバイザーに内部の情報を教えてもらいましょう。
介護士の年収アップは資格?転職?
介護職で年収アップを目指すにはどのようにすれば良いのでしょうか。給料の良い企業に転職するためのコツを紹介します。
介護福祉士の資格を取得する
介護福祉士とは社会福祉専門職の介護に関する国家資格です。介護福祉士の上位資格として「認定介護福祉士」もあります。
実際に無資格と有資格では給料や待遇にも差がつきやすいです。

介護福祉士を取得する方法
介護福祉士の受験資格を得るには主に次の3つの方法があります。
- 実務経験を積む
- 養成施設を卒業する
- 福祉系高校を卒業する
社会人であれば、上に挙げた中では実務経験を積むのが現実的でしょう。
実務経験を積んだ後、実務者研修を受ければ国家試験を受けることができます。

0円で介護福祉士の資格が取得できる?
通常、介護福祉士の資格を取得するにはテキスト代などの費用がかかります。養成所に通うと100万円程度必要です。
例えば『かいご畑』なら教室の運営を自社で行っています。働きながら0円で介護資格が取れるキャリアアップ応援制度が利用できます。

よくある質問
まとめ
今回は、未経験・プロ問わず介護士におすすめの転職サイト・エージェント8選を紹介しました。
転職活動に慣れていない人は、キャリアアドバイザーに相談して、履歴書の志望動機・理由の書き方を教えてもらうと良いでしょう。
介護士から看護師などの異業種を目指す場合には、介護士のコミュニケーションスキルは武器になります。福祉業界への転職なら、今までの経験を高く評価してもらえるでしょう。
年収アップを目指すコツには、介護福祉士の資格を取得して手当を増やしたり、ケアマネジャーに転職したりする方法があります。
